はじめに

New in RX 7.01
- New Prevent Clipping Export Option: Predicts and prevents clipping when exporting to OGG & MP3 file formats.
- Improved RX Connect ‘Send Back’ performance when using the RX Connect plug-in with Nuendo/Cubase.
- Various bug fixes and improvements.
New in RX 7.00
リペア・アシスタントでインテリジェントな処理チェーンを構築
- Repair Assistant(リペア・アシスタント)は、選択範囲の一般的なオーディオ問題を分析して特定し、調整可能な3種類の処理チェーンを作り出します。リペア・アシスタントによる処理チェーンをModule Chain(モジュールチェーン)画面へ送ると、更なるカスタマイズのために保存することができます。
マルチチャンネルファイルの修復と編集
- Multichannel Support(マルチチャンネル・サポート): RX 7オーディオエディターでは、最大10チャンネルのマルチチャンネルファイルの修復や編集ができます。お使いのDAWからRX 7 Connect 経由でRX7オーディオエディターへマルチチャンネルファイルを送信すると、編集とリペア作業の往復が完結します。[ADV]
ダイアログ録音のリバーブを減らし、イントネーションを補正
- Dialogue Contour(ダイアログ形成): クリップの長さを変えずにダイアログの抑揚やイントネーションを調整することができます。[ADV]
- Dialogue De-reverb(ダイアログ用リバーブ除去): ダイアログトラックの不必要なリバーブを迅速かつ簡単に除去。[ADV]
ステムなしでミックスのバランスを調整
- Music Rebalance(音楽再バランス): レコーディングをインテリジェントに検知し、それぞれ個別にレベル調整可能な4種類のミックス成分に分離。 [STD & ADV]
ピッチ変動とタイミングの不一致を修復
- Variable Pitch(可変ピッチ): 僅かなピッチ変動や時間と共に動くピッチを手早く修正します。Preserve Time(時間維持)モードの追加により、可変ピッチはこれまでのバージョンのRXに搭載されていたPitch Contour(ピッチ形成)モジュールの処理オプションを拡大した後継機能となりました。[STD & ADV]
- Variable Time(可変時間): 選択範囲に対し、可変Radius時間ストレッチ処理を施すことで、タイミング補正や再生速度の問題解消が実現します。[STD & ADV]
新規RXプラグイン
- Dialogue Isolate(ダイアログ分離)Audiosuiteプラグイン [ADV]
- De-rustle(布擦れ音除去)Audiosuiteプラグイン [ADV]
- Music Rebalance(音楽再バランス)Audiosuiteプラグイン [STD & ADV]
- Breath Control(ブレス音コントロール): プラグインとして使用可能になりました(リアルタイム及びオフラインプラグイン形式: AU, AAX, AAX-AS, RTAS, DPM-AS, VST2, VST3)。 [STD & ADV]
RX 7での改善点と最適化
- パフォーマンス強化と追加された試聴機能を次のモジュールに搭載: ダイアログ分離 & 布擦れ音除去 [ADV]
- ラウドネス・モジュールのアップデート: ITU-R BS.1770-4ラウドネス仕様のサポートを追加。[ADV]
- モジュールチェーンのアップデート: 処理チェーンの各ステップで周波数選択範囲のカスタマイズが可能に。
- RX全体に対する様々な機能改善及びバグフィックス。
- ワークフローの機能強化と一新されたユーザーインターフェース。