取り消し履歴
概要
Undo and Redoのコマンドに加えて、取り消し履歴で変更処理のタイムラインを確認、非破壊的に前の状態に戻ることがで きます。RXではこの取り消し履歴にすべての編集のログを保存しています。クリップ・ゲインは"Clip Gain"、モジュー ル・チェーンを使用した編集は"Module Chain"と、それぞれ取り消し履歴のリスト内に折りたたみリストで表示されます。
メモ
取り消し履歴内のアイテムをダブル・クリックすることで名前を変更できます。取り消し履歴は.rxdocのファイル形式で保 存できます。詳細はWorking with Files(ファイルの作業)をご覧ください。
履歴のエクスポート
“Export History"の機能でファイルのすべての取り消し履歴をXMLファイル形式で保存することができます。
情報共有やアーカイブ目的で、ファイルへ行われたすべての編集履歴が役に立つことが多くあります。ファイルの履歴がエ クスポートされたとき、以下の情報がXMLファイル内に保存されます。
- RXのバージョン
- 日時
- 修正元ファイル
- チャンネル数
- サンプリング・レート/ビット・デプス
- 編集履歴:パラメータと選択範囲
Restore Selection(選択範囲の復元)
スペクトログラム上で範囲選択した状態でHistoryリストの領域にカーソルを移動させるとテキストに並んでアイコンが表示され、このアイコンをクリックすると選択した範囲がヒストリーのそのポイントまで巻き戻ります。
この操作は現在選択している範囲にのみ有効になる点を除いて、アンドゥヒストリから特定のポイントに巻き戻すのと同じものです。
拡張可能なHistoryリスト
Historyリストを拡張し、スクロールすることなくより多くの編集履歴を確認することが出来ます。
RX 9.3.0