RXのオーディオ・エディターでの録音

録音

RXでは一度に2チャンネルまでの録音に対応しています。

RX 9のオーディオ・エディターで録音は以下の方法で行います。

  1. ファイルを新規作成します。
  2. 録音ボタンを1度押すと録音を準備します。RXで録音が準備状態になると録音ボタンが赤く点滅します。準備状態の時、 トランスポート・コントロールの右側にあるメーターが入力信号に反応します。
  3. 録音前に、クリッピングがなく、十分なヘッドルームがある入力レベルであることを確認してください。または、入力 モニタリングを有効にすれば録音準備状態でなくとも入力レベルを確認することができます。
  4. 入力レベルを調整したら、録音ボタンを再び押して録音を開始します。RXで録音中、録音ボタンは赤く点灯します。
  5. 録音ボタンを再び押すと録音を終了します。
  6. 録音終了後、ファイルに編集や処理を適用することができるようになります。

RX 9のセッション・データ・フォルダ

録音されたオーディオ・データはRX 9のセッション・データ・フォルダに保存されています。セッション・データ・フォル ダの場所は Preferences > Misc tabから設定できます。RXのオーディオ・エディターで録音機能 をよく使うのであれば、セッション・データ・フォルダは十分な空き容量のあるドライブに指定することを推奨します。

トラブル・シューティング

RXでの録音に問題が発生した場合、以下の方法をお試しください。

  1. 入力モニタリングを有効にし、RXのレベル・メーターで信号を確認してください。
  2. コンピュータ上の、他のオーディオに関するアプリケーション、DAW、NLEを閉じてサウンド・カードの動作に干渉して いるものがないかを確認して下さい。
  3. Preferences > Audio を開き入力デバイスのリストに正しいデバイスが表示されているかを確認してくださ い。また、Channel Routingのダイアログで正しい入力が選択されているかを確認してください。
  4. 入力ソースを確認してください。録音機器とオーディオ・インターフェースのハードウェア接続が正しいかどうかを確 認してください。

RX 9.3.0