はじめに
RX 9へようこそ! このバージョンでは新しい処理方法を駆使してより複雑なアンビエンスを生成したり厄介なハムや電磁気的な干渉を取り除くことが出来る他、これまでにないくらい簡単に素早くダイアログをバックグラウンドノイズと分離することが出来ます。Ambience Match、Dialogue IsolateとDe-humモジュールには新しいモードが追加された他、Historyリストは拡大表示出来るようになり選択範囲のみを特定の処理のタイミングまで巻き戻せるようになりました。
RX 9の新機能
- Ambience Match: ADV交通音や雑踏、水の流れる音のような複雑な背景音を自動的に生成します。
- Dialogue Isolate: ADV 新しいニューラルネットワークを用いて、アンビエンスを保ちながらダイアログとバックグラウンドノイズをより性格に分離出来るようになりました。
- De-hum: 新しく追加されたDynamicモードにより、ハムやバズ、電磁気的な干渉で生じるノイズを周波数に関わらず検出し除去出来るようになりました。
- Spectral Editor ARA Plug-in: (only in Logic) Audio Random Access (ARA)を用いて、Logic Proの中でダイアログや楽器のトラックに含まれる不要なノイズを外科的に取り除けるようになりました。
- Expandable History List: Historyリストが大きくなり、より多くの処理ステップを表示出来るようになりました。
- Restore Selection: 選択範囲をHistoryリストの指定の処理ステップ、または初期状態までロールバックさせられるようになりました。
RX 9.3.0