Fade(フェード)

概要

フェード・モジュールを使用すると範囲選択した音声にフェードを適用して、ゲインをだんだん上げたり、だんだん下げた りすることができます。異なるゲイン増減カーブの種類を選択するには"Fade"のメニューから行います。同位相の音信号に 対しては"Cosine"のフェード・カーブが有効であるのに対し、ノイズの多い音声には"Equal Power"が最適です。(ソフト ウェア上では"Equal Pwr"と表示されます)

操作項目

Fade Module Interface

Fade Type(フェード・カーブの種類)

  • Log(ログ): 全般に使われる対数カーブ形状のフェードです。
  • Linear(リニア): 全般に使われるリニア形状のフェードです。
  • Cosine(コサイン) 同位相の音信号をクロス・フェードさせるコサイン・カーブです。
  • Equal pwr(均等パワー) ノイズの多い音声をクロス・フェードさせる均等パワーのフェードです。

インスタント・プロセス・ツール

STD & ADV

フェードはインスタント・プロセス・メニューのオプションとして使用できます。フェードが選択されていて、インスタン ト・プロセスが有効のとき、選択範囲でフェード・モジュールの設定が有効になります。 例えば フェード・モジュール が上図のように Fade in: Log に設定されていると、フェード・モードでインスタント・プロセス・ツールを使用の度、 変更されない限りは Fade in: Log のタイプのフェードが適用されます。


RX 9.3.0