プリセット (Presets)
概要
Neutronのプリセットマネージャーではファクトリープリセットの読み込みと、ユーザー自身がカスタマイズしたプリセットの保存を行うことが出来ます。
グローバルプリセット
任意のNeutron 4プラグインのヘッダ部分のプリセット名をクリックするとグローバルプリセットマネージャが開きます。
Tip
プリセットボタン右側の左矢印( 前のプリセットに戻る )と右矢印( 次のプリセットに進む )を押すことで、リスト内のプリセットを順に読み替えることが出来ます。
モジュールプリセット
モジュールプリセットマネージャではNeutron 4の個別モジュールのプリセットを保存、読み込みすることが出来ます。各モジュールのプリセットボタンをクリックするとそのモジュールに対応したプリセットマネージャウィンドウが開きます。
ファクトリープリセットとカスタムプリセット
プリセットマネージャーウィンドウは次の2つのタブに分かれています。
- iZotope: Neutron 4にインストールされた全てのファクトリープリセットが表示されます。
- Custom: Neutron 4でユーザーが保存、変更した全てのカスタムプリセットが表示されます。
デフォルトセッティングとワーキングセッティング
iZotope と Custom タブでは常に2つの設定オプションがあり、プリセットリストの一番上からアクセス出来ます。
- Working Settings: 最後に変更を加えた直後の状態を再現します。これは特定のプリセットのセッティングとは関係ありません。
- Default: ファクトリー初期設定を読み込みます。
Dirty state indicator
プリセットに変更を加えるとアスタリスク ( * )がプリセット名の頭につき、編集が加わったことを明示します。新たにプリセットを追加してこの設定を保存するか、現在のプリセットを上書き保存するとこのアスタリスクは消えます。
カスタムプリセット名とコメント
Custom タブが選択されている時、プリセットファイル/フォルダ名とコメント文を変更することが出来ます。
- Edit custom preset name: プリセット名をダブルクリックするとインラインの編集フィールドが開きます。リターンキーを押すと変更が保存されます。
- Edit custom preset comment: 現在選択中のプリセットの説明文がプリセットリストの下のエリアに表示されます。コメント文をシングルクリックするとインラインの編集フィールドが現れ、リターンキーを押すと加えた変更が保存されます。
プリセットウィンドウのフッター
プリセットウィンドウのフッター部分には次のボタンが配置されています。
- 現在選択されているカスタムプリセットまたはプリセットフォルダを削除します。
- Update: カスタムプリセットに加えた変更を保存します。メモ: Updateはグローバルプリセットマネージャでのみ有効です。モジュールプリセットを更新することは出来ません。
- Folder: カスタムプリセットフォルダを新規追加します。
- New: 現在のセッティングから新しいプリセットを作成します。
- Close: プリセットウィンドウを閉じます。
Organize Custom Presets
カスタムタブでは、プリセットやフォルダをクリックしドラッグすることでリスト内の他のフォルダの中に移動させることが出来ます。
プリセットの保存場所
ファクトリープリセットは以下の場所にインストールされています。
- Windows:
C:\Program Files\iZotope\Neutron Pro\Presets\
- Mac:
/Library/Application Support/iZotope/Neutron Pro/Presets/
カスタムプリセットは下記の場所に保存されています。
- Windows:
C:\Users\Username\Documents\iZotope\Neutron Pro\Presets\
- Mac:
/Users/Username/Documents/iZotope/Neutron Pro/Presets/
Override custom preset save locations
Custom タブを選択しているとプリセットウィンドウの左上に...
ボタンが表示されます。これをクリックするとシステムダイアログが表示され、カスタムプリセットの保存場所を新しく作成することが出来ます。グローバル/モジュールごとのプリセットへのカスタムパスは、それぞれのプリセットウィンドウで個別に設定することが出来ます。