ヒントと使用例

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Neutronの一般的な機能を説明する章の最後に、ミックスをする上で、是非考慮に入れて頂きたい慎ましやかな言葉による幾つかのアドバイスをお贈りしたいと思います:

  • 処理過多を回避するため、モジュールのミックススライダーで未処理のドライ信号も混ぜましょう。
  • トラックアシスタントの結果は最終的な設定ではありませんので、ミックスの開始点として利用してください。
  • コンプレッサーモジュールを使用する際は、単一の帯域から始め、必要に応じて帯域を付け足して行くと良いでしょう。
  • EQをする際は、ダイナミックEQの2つの操作点を使って歯擦音を対処します。
  • 分析機能は素晴らしいですが、良い音が最終目的ですので、必ず聴き比べをしましょう。
  • エキサイタモードでは、ボーカルにはTube/Tapeを、電子ギターにはTape/Retroをと言った具合に、ブレンドを試してみてください。
  • リードボーカルとその他の全てのトラックを比較してマスキングを除去しましょう。
  • 圧縮比率は重要です。これが高いとミックスから活力が失われます。
  • 明確に定義されたキックドラムとベースの関係性は全てのグルーブの基礎となります。
  • イコライザーの分析機能は、信号の中で潜在的に問題となるエリアを見つけ出します。