ミックスタップ [ADV]
概要
ミックスタップは、Neutron 2とOzone 8の持つ全てのプラグイン間コミュニケーション機能を接続するユーティリティプラグインです。これは賞に輝いたマスキングメーターにて“マスカー”として使用し、ビジュアルミキサーでNeutron 2のパワーを必要としないトラックを操作し、トーナルバランスコントロールを使用してトラックのオーディオにアクセスします。時間ディレイ、チャンネル操作、ハイパスフィルターEQ、極性反転、ステレオ幅、パン、そしてゲイン調整機能を搭載したミックスタップは、あたかも軽量版Neutron 2のような完璧な働きをします。
操作項目
Plug-in name display(プラグイン名表示)
使用中のプラグイン名が表示されます。この名称は、Neutron 2 EQ(マスキングメーター)、Neutron 2 ビジュアルミキサー、そしてトーナルバランスコントロールによるプラグイン間コミュニケーションで使用されます
Bypass(バイパス)
ミックスタップ処理をバイパスします。
Gain(ゲイン)
ミックスタップの出力ゲインを調整します。
Width(幅)
ステレオ幅を設定します。この数値を減らすと、ステレオ野は狭まり(-100%はモノ)、増加させるとステレオ野は広がります。これはステレオでミックスタップを使用する際にのみ機能します。
Pan(パン)
出力信号を左右のチャンネルへパンします。これはステレオでミックスタップを使用する際にのみ機能します。
Sum to Mono(モノ合算)
ここが有効の場合、左右のチャンネルがモノの出力信号に合算されます。
Invert Phase(位相反転)
ここが有効の場合、信号の極性が反転します。
Swap Channels(チャンネル入れ替え)
ここが有効の場合、左右のチャンネルが入れ替わります。
Time Delay(時間ディレイ)
ここをクリックすると、左右のチャンネルの遅延調整機能にアクセスできます。左右のチャンネルのディレイ(ミリ秒単位)はリンクさせることも、それぞれ個別に調整することも可能です。
High Pass Filter(ハイパスフィルター)
ここが有効の場合、ドロップダウンメニューからハイパスフィルターのスロープ形状を選択することができます。ハイパスフィルターの中央周波数は、スロープ選択メニュー右のFreqスライダーで調節できます。