レベル

概要

レベル・メーター画面はオーディオ入力の各チャンネルの瞬間レベル(トゥルー・ピーク)と平均レベル(RMS)を表示し ます。Insight 2では従来のInsight 1のサラウンド・チャンネルのサポートからさらに拡張された、ドルビー・アトモス 7.1.2チャンネル構成を含む、最大10チャンネルのトラックのレベル監視機能が追加されています。

Surround level meters

オプション

レベル・メーターの画面では以下のオプションが使用できます。

Level meter options

Meter Display Type(メーターの表示タイプ)

トゥルー・ピークの測定に使用するメーターのタイプを設定します。“Peak + RMS”(ピークとRMS)または"K-System"(Kシ ステム)から選択できます。

Scale(目盛)

Peak + RMSを選択している場合、dB(linear)またはdB(non-linear)(dBリニア/非リニア)から選択できます。 K-Systemを選択している場合、K-12、K-14、K-20から(楽曲のダイナミック・レンジに準じて)選択できます。

Show Peak Hold(ピーク・ホールドの表示)

レベル・メーター内にピーク・ホールド(一定時間中に最も大きいピーク箇所を示す線)を表示するか設定します。

Peak Hold Time(ピーク・ホールドの時間)

ピーク・ホールドの表示時間のサイクルを設定します。5ms、250ms、500ms、1000ms、5000ms、またはinfinite(無限)か ら選択できます。Infiniteに設定すると、メーターをダブル・クリックするまでピーク値の表示を保持し続けます。

Integration Time(統合時間)

レベル・メーターがRMSを表示するときのみ適用されます。RMS計算における統合時間を設定します。多くのRMSメーターの 場合、統合時間はおよそ300msに設定されています。

Readout Type(テキストの表示値の種類)

ピーク・インディケーターの上にテキストで表示する測定値の種類を設定します。

Surround Display Format(サラウンドの表示方式)

サラウンド・レベル・メーターの表示順を設定します。“SMPTE”(NTSCビデオ規格でのフレーム・カウント方式)または “Film”(映画、ビデオで使用されるフレーム・カウント方式)が選択できます。

Color(色)

レベル・メーターを表示する色のプリセットを選択します。


Insight 2.3.0