Neoverbを使い始める "#"
本章について"#"
Neoverbにようこそ。この章ではプラグインの認証やプロジェクトにインサートする手順を説明します。
オーソライゼーション(認証)"#"
iZotope Product Portal"#"
iZotope Product Portalを使えばソフトウェアのインストールと認証を簡単に行うことが出来ます。
iZotope Product Portalの詳細はこちらをクリックしてご確認下さい。
体験版、デモモード、手動認証"#"
NeoverbをProduct Portalで認証せずに起動した場合、認証画面が表示され、以下の3つを選ぶことが出来ます。
- TRIAL(体験版): 購入前の動作、機能の確認のために体験版モードで使い始めます。
- DEMO(デモモード): デモモードの機能制限がかかった状態で使い続けます。(10日間の体験版の試用期間が過ぎた 後はこのモードになります)
- AUTHORIZE(認証): シリアル番号を使ってNeoverbを認証します。
体験版モード"#"
体験版モードでは10日間Neoverbを機能制限無しで使うことが出来ます。この期間はNeoverbをDAW/NLEで初めて起動した時 に始まり、認証画面には体験版の試用期間の残り日数が表示されるようになります。Continueボタンを押すと認証画面を閉 じ体験版モードを継続することが出来ます。
デモモード"#"
10日間の試用期間が過ぎた後でもNeoverbをデモモードで使い続けることが出来ます。デモモードで使い続ける場合はDemo ボタンを押して下さい。
Demo Mode Limitations
デモモードではNeoverbの出力が定期的に無音になります。
手動認証"#"
体験版やデモモードを終了するためには正式なシリアル番号を用いて製品を認証する必要があります。Neoverbの認証方法 は下記の3通りです。
オンライン認証: インターネット経由でコンピュータを認証する。 オフライン認証: インターネット接続を用いずにコンピュータを認証する。 iLok認証: 別売のiLok(USBドングルキー)を用いて認証する。
More Authorization Help
- 国内正規代理店のウェブサイトでは認証に関してより詳細な情報を日本語で提供しています。: https://support.minet.jp/portal/ja/kb/articles/izotope-howto-install#Neoverbの認証についてサポートが必要な方 はiZotopeのサポートページをご確認下さい。www.izotope.jp/support
- iZotopeのカスタマーサポートに関する詳しい情報はカスタマーケアの章をご覧下さい。
Neoverbを使う インサートVSセンドリターン"#"
Neoverbには主に次の3通りの使い方があります。
- センドリターン: 実際の空間をシミュレートする従来のリバーブの使い方では、Neoverbをリバーブバスにインサー トします。特定のチャンネルにリバーブを加えたい場合、そのチャンネルからリバーブバスに一般的にはポストフェー ダーでセンドします。センドレベルでリバーブの量を決め、これによりステレオフィールド内での音の距離感が決まり ます。
- インサート: 個々のチャンネルに個別にリバーブを加えたい場合はそのチャンネルにNeoverbをインサートします。
- クリップインサート: DAWによってはトラックの中の個々のクリップに対しエフェクトを適用出来ます。これは例え ば特定のスネアヒットにのみリバーブの広がりを加える時に便利です。
Tip
DAWによっては、クリップの長さがリバーブが減衰しきるまでの十分な長さを持っている必要があります。
マシン負荷について、リアルな響きを持つリバーブは非常に複雑な処理を行っているためその分CPUにも高い負荷がかかり ます。そのため、Neoverbは出来る限りセンドリターンで使用するようにして下さい。例えば4人のコーラスにリバーブをか けたい場合、それぞれのトラックにリバーブをインサートするよりも1つのリバーブバスにそれぞれのトラックからセンド した方がCPU負荷を抑えることが出来ます。
Tip
もし各トラックに別々のリバーブをかける必要がある場合、多くのDAWではフリーズまたはトランスフォームといった機能 を使ってCPU負荷の低い状態にすることが出来ます。この時エフェクトが適用されてリバーブは無効化された状態になって います。もしそこから再編集が必要になったときも、トラックのフリーズを解除して編集を行い再度フリーズすれば大丈夫 です。