重要:
事前にレンダリングされたファイルの場合は、ドライブの空き容量が大量に必要になります。[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[ビデオ]タブで、空き容量に余裕のある a/v 対応ドライブ上の事前にレンダリングされたファイル フォルダを選択します。DV では 1 分当たり約 228 MB の容量が必要です。
テープへの HDMI 出力は、Blackmagic Design DeckLink HD Extreme、Intensity Pro、HD Extreme 3D,、AJA Io Express、および AJA KONA LHi カードでサポートされています。AJA XENA カードのブランド名は現在 KONA カードとなっているので注意してください。http://www.aja.com/products/kona/transition.php
サポートされるハードウェアの最新情報については、弊社の Web サイトを参照してください。http://www.sonycreativesoftware.com/vegaspro/io#sdi
プロジェクトの一部のみを出力する場合は、出力するプロジェクトのセクションを含む時間範囲を作成します。
[ツール]メニューの[ビデオをテープに出力]を選択します。[デバイス セットアップ]ダイアログ ボックスが表示されます。
[デバイス セットアップ]ダイアログ ボックスを使用して、カメラまたはデッキを設定します。
[デバイスの種類]ドロップダウン リストから、[OHCI 対応 IEEE 1394/DV]を選択します。
[ビデオ]ドロップダウン リストから、出力先の形式と一致する設定を選択します。
プロジェクト プロパティを 24p に設定している場合や、[ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[全般]タブで[24p DV を開いたときにプルダウン除去を許可する]チェック ボックスをオンにしている場合は、プルダウン フィールドを挿入して標準の DV ファイルを作成するためのレンダリング テンプレートを選択する必要があります。ファイルをソース素材としてタイムラインに戻す場合は、[NTSC DV 24p(2-3-3-2 プルダウン挿入)]テンプレートを使用します。詳しくは、次を参照してください"[ユーザー設定]-[全般]タブ"
メディアを追加する前に[24p DV を開いたときにプルダウン除去を許可する]チェック ボックスをオフにし、プロジェクト プロパティが 24p に設定されていない場合、24p ビデオは 29.97 fps インタレース ビデオ(60i)として読み取られるため、プロジェクトの要件に見合った[NTSC DV]または[PAL DV]テンプレートを選択できます。
[オーディオ]ドロップダウン リストから、出力先の形式と一致する設定を選択します。
必要に応じて、[録画実行ディレイ]コントロールをドラッグし、カメラまたはデッキを録画一時停止モードから録画モードに切り替えるのに必要なフレーム数を指定します。テープへの出力時にファイル先頭の数フレームがドロップしている場合は、この値を大きくします。ビデオの先頭でフレームが重複している場合は、この値を小さくします。
[次へ]ボタンをクリックします。[レンダリング設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
[レンダリング設定]ダイアログ ボックスを使用して、ビデオのテープへの出力に使用する形式を選択します。
マルチチャンネル ソース ファイルでの作業中に、テープへの出力時にステレオ ファイルに使用するチャンネルを指定する場合は、[マルチチャンネルのマッピングを有効にする]チェック ボックスをオンにします。[チャンネル]ボタンをクリックして、レンダリングするチャンネルを選択します。
例えば、ビデオ ソースに 6 チャンネル オーディオが含まれている場合は、各チャンネルのトラックを別個のバスにルーティングします。そして、テープに出力するときに、[チャンネル]ボタンをクリックして、テープに出力するバスを選択します。
詳しくは、次を参照してください"マルチチャンネル オーディオ ファイルのレンダリング"
DV デバイスへの出力では、マルチチャンネル オーディオはサポートされていません。
回転したプロジェクトをレンダリングし、レンダリングしたファイルで[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[出力回転]設定を使用する場合は、[プロジェクトの出力回転設定を使用]チェック ボックスをオンにします。
チェック ボックスがオフの場合は、[メディア プロパティ]設定に従ってメディアが回転しますが、プロジェクト自体は回転しません。この設定を使用すると、回転していない表示でプロジェクトを確認できます。
詳しくは、次を参照してください "回転プロジェクトの作成"
手順 1 で選択したプロジェクトの一部のみを出力する場合は、[ループ リージョンのみレンダリング]チェック ボックスをオンにします。
チェック ボックスは、タイムライン上に時間範囲を作成した場合にのみ使用できます。
プロジェクトのオーディオ部分を事前レンダリングしてからテープに出力する場合は、[オーディオをプロキシ ファイルに事前レンダリングする]チェック ボックスをオンにします。
事前にレンダリングされたファイルが保存されるフォルダのパスが[事前にレンダリングされたファイル フォルダ]ボックスに表示されます。ビデオ ファイルは、このフォルダに保存されます。表示するたびにプロジェクトをレンダリングする必要はありません。
フォルダの場所を変更する場合は、[参照]ボタンをクリックし、新しい場所を選択します。ここで設定を変更すると、[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[ビデオ]タブの設定が更新されます。
[次へ]をクリックします。[リーダーとトレイラー]ダイアログ ボックスが表示されます。
[リーダーとトレイラー]ダイアログ ボックスを使用して、プロジェクトの前後に出力するデータを設定します。
ビデオの前にテスト パターンを出力する場合は、[テスト パターン リーダーを追加する]チェックボックスをオンにします。
[テスト パターン スタイル]ドロップダウン リストから、テスト パターンとビデオ形式を選択します。
[長さ]ボックスに値を入力し、テスト パターンの長さを設定します。
[テスト パターンで 1 kHz のトーンを再生]チェックボックスをオンにし、テスト パターンとともに再生されるオーディオ テスト トーンを追加します。
ビデオの前に黒いフレームを出力する場合は、[黒いリーダーを追加する]チェックボックスをオンにし、[長さ]ボックスに値を入力します。
ビデオの後に黒いフレームを出力する場合は、[黒いトレイラーを追加する]チェックボックスをオンにし、[長さ]ボックスに値を入力します。
[次へ]をクリックします。[デバイス制御]ダイアログ ボックスが表示されます。
[デバイス制御]ダイアログ ボックスを使用して、Vegas Pro が DV レコーダを制御するかどうか、およびテープにどのように出力するかを指定します。
設定 |
説明 |
---|---|
手動 |
アプリケーションがデッキのデバイス制御を取得できない場合は、このラジオ ボタンを選択します。 この場合は、録画の前にテープの頭出しをしてデッキの録画ボタンを押す必要があります。 |
アプリケーションがデッキの基本的なデバイス制御を取得できる場合は、このラジオ ボタンを選択します。 出力を開始する位置にテープを頭出しする必要があります。デバイスのタイムコード位置は[デバイス タイムコード]ボックスに表示されます。 [完了]をクリックすると、録画が自動的に開始され、選択範囲やプロジェクトの最後に達すると停止します。 |
|
自動編集 |
デッキが自動編集/挿入編集モードをサポートしている場合は、このラジオ ボタンを選択します。 自動編集モードを使用している場合は、録画するテープの部分で連続しているタイムコードを使用できるようにストリップ テープを使用します。
|
[完了]をクリックします。事前にレンダリングしていない場合は、リアルタイムでレンダリングしてテープに出力できないプロジェクトの一部が選択されて、事前にレンダリングされます。詳しくは、次を参照してください"ビデオを選択して事前にレンダリング"
[手動]モードを使用している場合は、レンダリングが完了するとダイアログ ボックスが表示されます。ビデオをデバイスに送る前にカウントダウンする場合は、[再生カウントダウン タイマーのディレイ]ボックスでディレイ秒数を指定し、[カウントダウン中の毎秒の警告音]チェック ボックスをオンにします。
[録画のクラッシュ]モードを使用している場合は、レンダリングが完了すると、DV レコーダが起動して録画を開始します。
[自動編集]モードを使用している場合は、指定したタイムコードの位置で自動的に録画が開始され、停止します。
プロジェクトの一部のみを出力する場合は、出力するプロジェクトのセクションを含む時間範囲を作成します。
[ツール]メニューの[ビデオをテープに出力]を選択します。[デバイス セットアップ]ダイアログ ボックスが表示されます。
[デバイス セットアップ]ダイアログ ボックスを使用して、カメラまたはデッキを設定します。
[デバイスの種類]ドロップダウン リストから、[AJA ビデオ デバイス]または[Blackmagic Design DeckLink]を選択します。
[出力]ドロップダウン リストから、[SDI]または[HDMI](デバイスが HDMI 出力をサポートしている場合)を選択します。
[ビデオ]ドロップダウン リストから、出力先の形式と一致する設定を選択します。
プロジェクト プロパティを 24p に設定している場合や、[ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[全般]タブで[24p DV を開いたときにプルダウン除去を許可する]チェック ボックスをオンにしている場合は、[プルダウン]フィールドを挿入して標準のインターフェース ファイルを作成するためのレンダリング テンプレートを選択する必要があります。詳しくは、次を参照してください"[ユーザー設定]-[全般]タブ"
メディアを追加する前に[24p DV を開いたときにプルダウン除去を許可する]チェック ボックスをオフにし、プロジェクト プロパティが 24p に設定されていない場合、24p ビデオは 29.97 fps インタレース ビデオ(60i)として読み取られるため、プロジェクトの要件に見合ったテンプレートを選択できます。
[オーディオ]ドロップダウン リストから、出力先の形式と一致する設定を選択します。
プロジェクトのプロパティでプログレッシブスキャン形式が設定されており、それをプログレッシブスキャン フレームをフィールド分割して格納および転送するデバイス上でプレビューする場合は、[プログレッシブ セグメント分割フレーム (psf) ビデオ形式を使用する]チェック ボックスをオンにします(AJA SDI カードのみ)。
10 ビットのソース素材を色の解像度を高めて出力する場合は、[10 ビット エンコードを使用する]チェック ボックスをオンにします。10 ビットのエンコーディングが有効なのは、背景にグラデーションがあるソース素材です。
プロジェクトで 10 ビットのビデオを使用する場合は、[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[ビデオ]タブにある[ピクセル形式]設定から[32 ビット浮動小数点 (ビデオ レベル)]を選択します。詳しくは、次を参照してください"プロジェクト プロパティの設定"
必要に応じて、[録画実行ディレイ]コントロールを使用し、カメラまたはデッキを録画一時停止モードから録画モードに切り替えるのに必要なフレーム数を指定します。テープへの出力時にファイル先頭の数フレームがドロップしている場合は、この値を大きくします。ビデオの先頭でフレームが重複している場合は、この値を小さくします。
ビデオ出力を参照信号に同期させる場合は、[Genlock]ドロップダウン リストから設定を選択します。
設定 | 説明 |
---|---|
ビデオ入力 | [出力]ドロップダウン リストで[SDI]が選択されている場合は、SDI 入力と同期させます。または、[出力]ドロップダウン リストで[HDMI]が選択されている場合は、HDMI 出力と同期させます。 |
参照入力 | 外部の参照入力信号と同期させます。 |
フリー ラン | すべての入力信号を無視して、内部タイミングを使用します。 |
[次へ]ボタンをクリックします。[レンダリング設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
[レンダリング設定]ダイアログ ボックスを使用して、ビデオのテープへの出力に使用する形式を選択します。
オーディオ チャンネルが複数あるファイルをレンダリングする場合は、[マルチチャンネルのマッピングを有効にする]チェック ボックスをオンにします。
マルチチャンネル オーディオのレンダリングとマルチチャンネル マッピングのセットアップについては、"マルチチャンネル オーディオ ファイルのレンダリング"を参照してください。
回転したプロジェクトをレンダリングし、レンダリングしたファイルで[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[出力回転]設定を使用する場合は、[プロジェクトの出力回転設定を使用]チェック ボックスをオンにします。
チェック ボックスがオフの場合は、[メディア プロパティ]設定に従ってメディアが回転しますが、プロジェクト自体は回転しません。この設定を使用すると、回転していない表示でプロジェクトを確認できます。
詳しくは、次を参照してください "回転プロジェクトの作成"
手順 1 で選択したプロジェクトの一部のみを出力する場合は、[ループ リージョンのみレンダリング]チェック ボックスをオンにします。
チェック ボックスは、タイムライン上に時間範囲を作成した場合にのみ使用できます。
プロジェクトのオーディオ部分を事前レンダリングしてからテープに出力する場合は、[オーディオをプロキシ ファイルに事前レンダリングする]チェック ボックスをオンにします。
事前にレンダリングされたファイルが保存されるフォルダのパスが、[事前にレンダリングされたファイル フォルダ]ボックスに表示されます。ビデオ ファイルは、このフォルダに保存されます。表示するたびにプロジェクトをレンダリングする必要はありません。
フォルダの場所を変更する場合は、[参照]ボタンをクリックし、新しい場所を選択します。ここで設定を変更すると、[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[ビデオ]タブの設定が更新されます。
[次へ]をクリックします。[リーダーとトレイラー]ダイアログ ボックスが表示されます。
[リーダーとトレイラー]ダイアログ ボックスを使用して、プロジェクトの前後に出力するデータを設定します。
ビデオの前にテスト パターンを出力する場合は、[テスト パターン リーダーを追加する]チェックボックスをオンにします。
[テスト パターン スタイル]ドロップダウン リストから、テスト パターンとビデオ形式を選択します。
[長さ]ボックスに値を入力し、テスト パターンの長さを設定します。
[テスト パターンで 1 kHz のトーンを再生]チェックボックスをオンにし、テスト パターンとともに再生されるオーディオ テスト トーンを追加します。
ビデオの前に黒いフレームを出力する場合は、[黒いリーダーを追加する]チェックボックスをオンにし、[長さ]ボックスに値を入力します。
ビデオの後に黒いフレームを出力する場合は、[黒いトレイラーを追加する]チェックボックスをオンにし、[長さ]ボックスに値を入力します。
[次へ]をクリックします。[デバイス制御]ダイアログ ボックスが表示されます。
[デバイス制御]ダイアログ ボックスを使用して、Vegas Pro でデッキを制御するかどうかを指定します。
設定 |
説明 |
---|---|
手動 |
アプリケーションがデッキのデバイス制御を取得できない場合は、このラジオ ボタンを選択します。 この場合は、録画の前にテープの頭出しをしてデッキの録画ボタンを押す必要があります。 |
録画のクラッシュ |
アプリケーションがデッキの基本的なデバイス制御を取得できる場合は、このラジオ ボタンを選択します。 出力を開始する位置にテープを頭出しする必要があります。デバイスのタイムコード位置は[デバイス タイムコード]ボックスに表示されます。 [完了]をクリックすると、録画が自動的に開始され、選択範囲やプロジェクトの最後に達すると停止します。 |
自動編集 |
デッキが自動編集/挿入編集モードをサポートしている場合は、このラジオ ボタンを選択します。 自動編集モードを使用している場合は、録画するテープの部分で連続しているタイムコードを使用できるようにストリップ テープを使用します。
|
[完了]をクリックします。事前にレンダリングしていない場合は、リアルタイムでレンダリングしてテープに出力できないプロジェクトの一部が選択されて、事前にレンダリングされます。詳しくは、次を参照してください"ビデオを選択して事前にレンダリング"
[手動]モードを使用している場合は、レンダリングが完了するとダイアログ ボックスが表示されます。ビデオをデバイスに送る前にカウントダウンする場合は、[ディレイ]ボックスでディレイ秒数を指定し、[カウントダウン中、1 秒ごとに音を鳴らす]チェック ボックスをオンにします。
[録画のクラッシュ]モードまたは[自動編集]モードを使用している場合は、レンダリングが完了すると、デッキが起動して録画を開始します。
[自動編集]モードを使用している場合は、指定したタイムコードの位置で自動的に録画が開始され、停止します。