バスのルーティング
[ミキシング コンソール]ウィンドウでは、26 個までの仮想バス(およびマスタ バス)を作成できます。作成したバスはコンピュータに接続されたハードウェアまたは他のバスにルーティングできます。
デフォルトでは、すべてのバスがマスタ バスに割り当てられています。この構成では、バスを使用してトラックのサブグループを作成できます。例えば、すべてのドラム トラックを 1 つのバスにルーティングして、ドラム トラックのレベルを、相対レベルを変えずに同時に調整できます。バスをハードウェア出力に割り当てた場合、トラックを外部エフェクト プロセッサに送ったり、外部ミキサーでミキシングしたりすることができます。
ハードウェア出力にバスをルーティングしている場合は、プロジェクトをレンダリングするときに、それらのバスの出力がミックスに格納されません。
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プロジェクトにバスを追加します。詳しくは、"オーディオ バスの追加"を参照してください。
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オーディオ バス トラックの[再生デバイス セレクタ]ボタンをクリックし、メニューからバスを選択します。詳しくは、"オーディオ バス トラック"を参照してください。
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バスがマスタ バスにルーティングされているときは、ボタンは
に変わります。
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バスが他のバスにルーティングされている場合は、バス文字(
、
など)が表示されます。
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バスがハードウェア出力にルーティングされているときは、ボタンは
として表示されます。
フィードバックを防ぐため、ルーティングを循環させることはできません。例えば、プロジェクトに 2 つのバスがあり、バス A が バス B にルーティングされる場合、バス B はマスタ バスにのみルーティングできます。
バス チャンネル ストリップで I/O コントロール リージョンを使用して、バスをルーティングすることもできます。詳しくは、"バス チャンネル ストリップ"を参照してください。
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Windows Classic Wave ドライバまたは ASIO ドライバを使用していることを確認します。
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[オプション]メニューの[ユーザー設定]を選択し、[オーディオ デバイス]タブをクリックします。
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[オーディオ デバイスの種類]ドロップダウン リストから[Windows Classic Wave ドライバ]または ASIO ドライバを選択します。
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[OK]をクリックして、[ユーザー設定]ダイアログ ボックスを閉じます。
[ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[オーディオ]タブの[オーディオ デバイスの種類]ドロップダウン リストで[Microsoft Sound Mapper]を選択した場合、バスを他のデバイスに割り当てることはできません。詳しくは、"[ユーザー設定]-[オーディオ]タブ"を参照してください。
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バス チャンネル ストリップの I/O コントロール リージョンにある[出力]ボタンをクリックし、メニューから別のバスを選択します。詳しくは、"バス チャンネル ストリップ"を参照してください。