プロジェクト内の各バスに対して、個別のチャンネル ストリップが表示されます。
バスに対するチャンネル ストリップの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[バス]ボタンをクリックします。
バスの名前を変更するには、チャンネル ストリップの下部にあるラベルをダブルクリックして、新しい名前をボックスに入力します(または、[F2]キーを押して、選択したバスの名前を変更します)。[Enter]キーを押すと、ミキシング コンソールのチャンネル ストリップが更新されます。
インサート FX コントロール リージョンが表示されている場合、各バスに対して、チャンネル ストリップの上部にエフェクト チェーンが表示されます。
インサート FX コントロール リージョンの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[インサート FX]ボタンをクリックします。
各エフェクトは、ボタンとして表示されます。そのボタンの上にポインタを合わせると、完全なプラグインとプリセット名がツールヒントに表示されます。
インサート FX コントロール リージョンが表示されていない場合は、フェーダー コントロール リージョンの[バス FX]ボタン をクリックすると、そのバスのエフェクト チェーンに対する[オーディオ プラグイン]ウィンドウが表示されます。
エフェクト チェーンに新しいプラグインを追加するには、 ボタンをクリックしてメニューから新しいプラグインを選択します。
エフェクトのボタンをクリックすると、[オーディオ プラグイン]ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、プラグインの設定を調整できます。
エフェクトのボタンを右クリックすると、ショートカット メニューが表示されます。
[<プラグイン名>の表示]を選択すると、[オーディオ プラグイン]ウィンドウが開きます。このウィンドウで、プラグインのコントロールを調整できます。
[<プラグイン名>のバイパス]を選択すると、プラグインを一時的にバイパスします。
あるエフェクトをバイパスすると、そのボタンの文字が赤くなります。
[<プラグイン名>の削除]を選択すると、エフェクト チェーンからプラグインを削除できます。
[プリセット]を選択し、サブメニューから新しいプリセットに読み込む設定を選択します。現在のプリセットは、行頭文字(•)で示されます。
現在のプラグインを置換するには、エフェクトのボタンを右クリックして、メニューから新しいプラグインを選択します。プラグインは、種類ごとにサブメニューに分類されています(EQ、ダイナミクス、
センド コントロール リージョンが表示されている場合、各バスにコントロールが表示され、それを使用してバスを割り当て可能なエフェクト チェーンにルーティング、またはハードウェア出力にルーティングされるバスにルーティングできます。バスは、マスタ バスに直接または間接にルーティングされるバスには送信できません。
センド コントロール リージョンの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[センド]ボタンをクリックします。
フェーダー コントロール リージョンの[オートメーションの設定]ボタン が選択されていない場合は、[チャンネル センド: %s]ボタンをクリックしてメニューからバスまたは割り当て可能なエフェクト チェーンを選択し、フェーダーをドラッグしてセンド レベルを調整します。
フェーダー コントロール リージョンの[オートメーションの設定]ボタン が選択されている場合は、フェーダー ハンドルが
のように表示され、これを使用してバス トラックのセンド ボリューム オートメーションを編集できます。
オートメーション設定にトリミング レベルが追加され、エンベロープは保持されますが、ブーストまたはカットが適用されます。例えば、トリミング コントロールを -3 dB に設定するのは、すべてのエンベロープ ポイントを 3 dB カットするのと同じことです。
センド コントロール リージョンのサイズを調整するには、下の境界をドラッグしてより多数(または少数)のセンドが表示されるようにします。
バス センドは、デフォルトではポストボリューム(およびポストミュート)です。プリボリューム(およびプリミュート)に変更するには、[プリ]/[ポスト]ボタンをクリックして[プリ ボリューム センド]モードに切り替えます。
I/O コントロール リージョンが表示されている場合、各バスに対して、そのバスの出力デバイスの設定に使用できるコントロールが表示されます。
I/O コントロール リージョンの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[I/O]ボタンをクリックします。
出力デバイスを選択するには、[出力]ボタンをクリックしてメニューからバスまたはハードウェア出力を選択します。
ハードウェア出力にバスをルーティングしている場合は、プロジェクトをレンダリングするときに、それらのバスの出力がミックスに格納されません。
VU メーター コントロール リージョンが表示されている場合、ボリューム ユニット(VU)メーターやピーク プログラム(PPM)メーターを表示して、オーディオ信号の最大音量の感度を特定できます(PPM メーターは VU メーターに比べて、ボリュームの増大に対する反応が速くなります)。
VU メーター コントロール リージョンの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[VU メーター]ボタンをクリックします。
メーターを右クリックし、ショートカット メニューから設定を選択して、(またはメーター上にカーソルを置き、マウスのホイールを回して)解像度と表示のオプションを変更します。
項目 |
説明 |
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---|---|---|
VU/PPM の表示 |
このコマンドを使用すると、個々のチャンネルのメーターが表示または非表示になります。 |
|
クリップのリセット |
クリッピング インジケータをクリアします。 |
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VU(標準) |
VU(標準)メーターのスケールは -10 dB ~ +2 dB です。VU メーターの 0 dB は 4 dBu に相当します。 |
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VU(拡張) |
VU(拡張)メーターのスケールは -30 dB ~ +8 dB です。VU メーターの 0 dB は 4 dBu に相当します。 |
|
VU(対数) |
VU メーターで標準的に使用されるリニア スケールの代わりに(Sound Forge ピーク メーターのように)対数スケールでメーターを表示します。 |
|
UK ピーク プログラム メーター(BBC メーターとも呼ばれる)は Type II のメーターで、1 ~ 7 のスケールで表され、このスケールは -12 ~ 12 dBu に対応します。 |
||
UK メーター表示 |
dBu |
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7 |
12 |
|
6 |
8 |
|
5 |
4 |
|
4 |
0 |
|
3 |
4 |
|
2 |
8 |
|
1 |
-12 |
|
EBU PPM |
EBU ピーク プログラム メーターは Type II のメーターで、-12 ~ +12 のスケールで表され、このスケールは -12 ~ 12 dBu に対応します。EBU PPM の 0 は 0 dBu に相当します。 EBU PPM と UK PPM はボリュームの増大に対して同じように応答しますが、EBU PPMのディケイはより低速です。 |
|
DIN PPM |
DIN ピーク プログラム メーターは Type I のメーターで、-50 dB ~ +5 dB のスケールで表され、このスケールは -44 dBu ~ 11 dBu に対応します。DIN PPM の 0 dB は 6 dBu に相当します。 |
|
Nordic PPM |
Nordic ピーク プログラム メーターは Type I のメーターで、-42 dB ~ +12 dB のスケールで表され、このスケールは -42 dBu ~ 12 dBu に対応します。Nordic PPM の 0 dB は 0 dBu に相当します。 |
|
ラベルの表示 |
メーター レベルのラベルの表示/非表示を切り替えます。 |
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ピークの表示 |
メーター上のピーク レベル インジケータの表示/非表示を切り替えます。 |
|
最大ピークを記録 |
このコマンドを選択すると、最大ピーク レベルは細い線によってメーターに表示されます。 |
|
最小ピークを記録 |
このコマンドを選択すると、最小ピーク レベルは細い線によってメーターに表示されます。 |
|
ビンテージ モード |
[ビンテージ モード]を選択すると、VU メーターで異なる計算方法を使用してアナログ VU メーターの応答がシミュレートされます。 |
メーター コントロール リージョンが表示されている場合、各バスに対して出力レベルの監視に使用できるメーターが表示されます。
メーター コントロール リージョンの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[メーター]ボタンをクリックします。
メーター コントロール リージョンが表示されていない場合は、フェーダー コントロール リージョンにピーク メーターが表示されます。
メーターを右クリックし、ショートカット メニューから設定を選択して、(またはメーター上にカーソルを置き、マウスのホイールを回して)解像度と表示のオプションを変更します。
ピーク メーターを右クリックして[ピーク メーターの表示]を選択すると、個々のチャンネルのメーターが表示または非表示になります。
フェーダー コントロール リージョンが表示されている場合、各バスに対して、[ミュート] ボタンと[ソロ]
ボタンが表示されます。
フェーダー コントロール リージョンの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[フェーダー]ボタンをクリックします。
[オートメーションの設定]ボタン が選択されていない場合、[ミュート]
ボタンをクリックすると、バスがミックスで再生されないようにすることができます。バスの [ミュート] ボタンをクリックすると、そのバスがミュート グループに追加されます。バスのミュートを解除するには、[ミュート]ボタンを再度クリックします。
[オートメーションの設定]ボタン が選択されている場合は、[ミュート]ボタンが
のように表示され、このボタンを使用してバス トラックのミュート オートメーションを編集できます。
[ソロ]ボタン をクリックすると、選択されていないすべてのバスがミュートされます。バスの[ソロ]ボタンをクリックすると、そのバスがソロ グループに追加されます。ソロ グループからバスを削除するには、もう一度[ソロ]ボタンをクリックします。
フェーダー コントロール リージョンが表示されている場合、各バスには[パン]スライダと[ボリューム]フェーダーが表示されます。
[パン]スライダは、入力バスがマスタ バスまたは AUX バスにルーティングされている場合にのみ表示されます。ハードウェア出力に直接ルーティングされた入力バスでは実行できません。
フェーダー コントロール リージョンの表示/非表示を切り替えるには、コントロールの表示ペインの[フェーダー]ボタンをクリックします。
[オートメーションの設定]ボタン が選択されていない場合は、[パン]スライダをドラッグするとステレオ フィールドにおけるバスの位置を制御できます。左にドラッグすると、バスは左側のスピーカー寄りに配置され、右にドラッグすると右側のスピーカー寄りに配置されます。
[Ctrl]キーを押しながらスライダをドラッグすると、設定を微調整できます。スライダをダブルクリックすると、0 に戻ります。
[オートメーションの設定]ボタン が選択されている場合は、[パン]スライダ ハンドルが
のように表示され、これを使用してバス トラックのパン オートメーションを編集できます。
パン オートメーション設定にトリミング レベルを追加した場合、エンベロープはそのままで、オフセットだけが適用されます。例えば、トリミング コントロールを 9% 左に設定した場合、各エンベロープ ポイントを 9% ずつ左に移動するのと同じ効果があります。
[オートメーションの設定]ボタン が選択されていない場合は、[ボリューム]フェーダーをドラッグしてバス全体の(トリミング)ボリュームを制御できます。
[Ctrl]キーを押しながらスライダをドラッグすると、設定を微調整できます。スライダをダブルクリックすると、0 に戻ります。
[オートメーションの設定]ボタン が選択されている場合は、[ボリューム]フェーダー ハンドルが
のように表示され、これを使用してバス トラックのボリューム オートメーションを編集できます。
ボリューム オートメーション設定にトリミング レベルを追加した場合、エンベロープはそのままで、ブーストやカットだけが適用されます。例えば、トリミング コントロールを -3 dB に設定するのは、すべてのエンベロープ ポイントを 3 dB カットするのと同じことです。
バスの信号フローを判断するには、センド コントロール リージョンの[プリ]/[ポスト]フェーダー センド ボタンとフェーダー コントロール リージョンの[プリ フェーダー インサート FX]/[ポスト フェーダー インサート FX]ボタン を一緒に使用します。
[プリ フェーダー インサート FX]/[ポスト フェーダー インサート FX]ボタンを使用すると、チャンネルのゲイン フェーダーによってインサート FX チェーンが影響されるかどうかを示すことができます。[ポスト フェーダー インサート FX] に設定すると、FX チェーンはチャンネルのゲインによって影響されます。[プリ フェーダー インサート FX]
に設定すると、FX チェーンはチャンネルのゲイン フェーダーによる影響を受けません。これは、オーディオを最終レンダリングのためにディザするプラグインを使用するときに、マスタ バスにとって重要です。
[プリ]/[ポスト]フェーダー センド ボタンを使用すると、バスまたはトラックのゲイン(またはミュートやパン)ステージによって影響されないキュー ミックスを作成できます。詳しくは、次を参照してください"ミキシング コンソールによるキュー(ヘッドフォン)ミックスの作成"
[プリ フェーダー インサート FX] と[プリ]フェーダー センドが選択されている場合、オーディオ信号フローは、バス エフェクト>バス センド>バス パン>バス ボリュームの順になります。
[プリ フェーダー インサート FX] と[ポスト]フェーダー センドが選択されている場合、オーディオ信号フローは、バス エフェクト>バス パン>バス ボリューム>バス センドの順になります。
[ポスト フェーダー インサート FX] と[プリ]フェーダー センドが選択されている場合、オーディオ信号フローは、バス センド>バス パン>バス ボリューム>バス エフェクトの順になります。
[ポスト フェーダー インサート FX] と[ポスト]フェーダー センドが選択されている場合、オーディオ信号フローは、バス パン>バス ボリューム>バス エフェクト>バス センドの順になります。