ラウドネス ログは、プロジェクトのラウドネスのレポートで、作成したオーディオがラウドネスの規格に従っていることを記録できます。
このログには、プロジェクトのモーメンタリ ラウドネス、ショートターム ラウドネス、インテグレーテッド(全体)ラウドネス、ダイナミック ラウドネスなどに関するデータが含まれます。放送用にマスタリングするときに、これらの値を使用してラウドネス規格(CALM Act など)に準拠していることを確認します。
[名前を付けてレンダリング]ダイアログ ボックスを使用してファイルを保存します。
詳しくは、次を参照してください "プロジェクトのレンダリング(名前を付けてレンダリング)"
Vegas Pro でファイルのラウドネスを分析して、そのラウドネス値を要約したログ ファイルを作成する場合は、[ラウドネス ログをメディア ファイルの横に保存]チェック ボックスをオンにします。
ラウドネス ログは、サウンド ファイルと同じフォルダとベース名を使用し、名前に「_loud.txt」を付けて作成されます。
ログには、ファイルの名前、形式、ラウドネス測定モード、およびファイル全体のラウドネス値が記録されます。
ラウドネスのログ化は、プラグイン チェーンの後、ただしレンダリング ファイルにコーデックが適用される前に実行されます。オーディオ圧縮がオーディオ レベルに影響する可能性があるため、圧縮形式で保存した後、[ツール] > [ラウドネス ログの生成]を選択して、レンダリング ファイルを分析してください。
[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[オーディオ]タブで[マスタ バス モード]ドロップダウン リストを[5.1 サラウンド]に設定すると、ラウドネスの測定時にサラウンド処理が適用されます(左右のサラウンド チャンネルに ~1.5 dB のゲインが適用されます)。[マスタ バス モード]ドロップダウン リストを[ステレオ]に設定すると、すべてのチャンネルがラウドネスの測定に均等に影響します。ラウドネス値について詳しくは、"ラウドネス メーター"を参照してください。
分析するデータを選択します。
データを選択しない場合は、タイムライン全体が分析されます。
[ツール] > [ラウドネス ログの生成]を選択します。
ラウドネス ログは、プロジェクト ファイルと同じフォルダとベース名を使用し、名前に「_loud.txt」を付けて作成されます。
ログには、ファイルの名前、形式、ラウドネス測定モード、および選択範囲またはファイル全体のラウドネス値が記録されます。
[ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[オーディオ]タブで[新しいラウドネス ログが生成されたときにエディタを開く]チェック ボックスをオンにすると、ログがデフォルトのテキスト エディタで自動的に開きます。