タイムラインからテレビ モニタに直接ビデオを送信できます。この機能を使用すると、プロジェクトをテープに出力する前に、大画面で確認して、編集上の最終的な判断を下すことができます(大画面とコンピュータのモニタでは見え方が大幅に異なります)。
次の図は、Vegas Pro のタイムラインからビデオを外部テレビ モニタに送信する場合に推奨されるセットアップを示しています。
ビデオは、DV 形式に変換され、IEEE-1394 カードから DV デバイス(カムコーダまたはデジタル-アナログ メディア コンバータ)に送信されます。DV デバイスによってアナログ出力がテレビ モニタに送信されます。
IEEE-1394 カードを設定するには、[ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[プレビュー デバイス]タブを使用します。詳しくは、次を参照してください"[ユーザー設定]-[プレビュー デバイス]タブ"
外部モニタを使用するには、DV デバイスでパススルーがサポートされている必要があります。
外部モニタでのプレビューでは、タイムラインからテープに出力する場合とは 1 つ異なることがあります。IEEE-1394 カード経由ではオーディオが送信されないという点です。上の図で示したように、オーディオはサウンド カードに送られてから、ミキサー(存在する場合)およびスピーカーに送られるため、通常のテレビのスピーカーより高性能のスピーカーでオーディオをミキシングできます。
テープに出力する前に、オーディオをテレビ モニタのスピーカーでプレビューし、質の高い「TV ミックス」になっているかどうかを確認することもできます。テープへの出力機能を使用すると、ビデオとオーディオの全体を外部モニタに送信できます。タイムラインからテープに出力する場合の手順に従ってください。但し、カムコーダを録画に設定しないでください。ビデオとオーディオのストリームは、IEEE-1394 カード経由で外部モニタに送信されます。詳しくは、次を参照してください"タイムラインからテープへのビデオの出力"