ステレオスコピック 3D プロジェクトは、Blu-ray 3D™ Disc に書き込まれます。
Vegas Pro では、Blu-ray BDMV 形式で BD-Rおよび BD-RE メディアに書き込めます。
ヒント:
片面単層(25 GB)の書き込み可能 BD ディスクには、3 時間 42 分の AVC ビデオ(15 Mbps)、または 2 時間 15 分の MPEG-2 ビデオ(25 Mbps)を収録できます。
片面 2 層(50 GB)の書き込み可能 BD ディスクには、7 時間 25 分の AVC ビデオ(15 Mbps)、または 4 時間 31 分の MPEG-2 ビデオ(25 Mbps)を収録できます。
BD ディスクには標準画質の MPEG-2 ビデオを長時間収録できます。
ビットレートを調節する必要がある場合は、独自のレンダリング テンプレートを作成できます。詳しくは、"カスタム レンダリング テンプレート"を参照してください。
[ツール]メニューの[ディスクの書き込み]を選択し、サブメニューから[Blu-ray Disc]を選択します。[Blu-ray Disc の書き込み]ダイアログ ボックスが表示されます。
ラジオ ボタンを選択して、行う操作を選択します。
[イメージのレンダリングと書き込み]:現在のプロジェクトを Blu-ray Disc 互換ファイルとしてレンダリングし、ディスクに書き込みます。
[イメージのレンダリングのみ]:現在のプロジェクトを、後で書き込むことができる Blu-ray Disc 互換ファイルとしてレンダリングします。
[既存のイメージ ファイルの書き込み]:レンダリング済みのファイルを Blu-ray Disc に書き込みます。
[イメージのレンダリングと書き込み]または[イメージのレンダリングのみ]を選択した場合は、レンダリングの設定を選択します。
互換性のあるメディア ファイルを作成するために必要なメディアの設定について詳しくは、"Blu-ray Disc プロジェクトのメディア ファイルの設定"を参照してください。
[ビデオ形式]ドロップダウン リストから設定を選択し、 AVC/MVC または MPEG-2 ビデオを書き込むかどうかを指定します。
[ビデオ テンプレート]ドロップダウン リストから設定を選択して、ビデオ ストリームのレンダリングに使用するパラメータを指定します。
Blu-ray Disc 用のビデオには、MPEG-2 または AVC エンコーディングを使用することができます。Blu-ray 3D Disc プロジェクトには、MVC のエンコーディングが使用されます。
Vegas Pro Blu-ray MPEG-2 ビデオ テンプレートの平均ビットレートは 25 Mbps です。
Vegas Pro Blu-ray AVC ビデオ テンプレートの平均ビットレートは 15 Mbps です。
ステレオスコピック 3D プロジェクトの Vegas Pro Blu-ray MVC ビデオ テンプレートの平均ビットレートは 10 Mbps です。
[オーディオ形式]ドロップダウン リストから設定を選択して、書き込むオーディオの形式として AC-3 または Wave64(PCM)オーディオを指定します。
[オーディオ テンプレート]ドロップダウン リストから設定を選択し、オーディオ ストリームのレンダリングに使用するパラメータを指定します。
Blu-ray Disc の AC-3 オーディオでは、Dolby Digital 2.0 または 5.1 チャンネルのエンコーディングをそれぞれ 192 Kbps と 448 Kbps で使用します。
Blu-ray Disc の Wave64(PCM)オーディオには、次の形式を使用できます。
48 kHz、16 または 24 ビット、ステレオまたは 5.1 サラウンド(5.1 サラウンド プロジェクトでのみ使用可)
96 kHz、16 または 24 ビット、ステレオまたは 5.1 サラウンド(5.1 サラウンド プロジェクトでのみ使用可)
プロジェクトの一部のみを使用する場合は、[ループ リージョンのみレンダリング]チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスがオフの場合は、プロジェクト全体がレンダリングされ、ディスクに保存されます。
チェック ボックスは、タイムライン上に時間範囲を作成した場合にのみ使用できます。
回転したプロジェクトをレンダリングし、レンダリングしたファイルで[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[出力回転]設定を使用する場合は、[プロジェクトの出力回転設定を使用]チェック ボックスをオンにします。
チェック ボックスがオフの場合は、[メディア プロパティ]設定に従ってメディアが回転しますが、プロジェクト自体は回転しません。この設定を使用すると、回転していない表示でプロジェクトを確認できます。
詳しくは、"回転プロジェクトの作成"を参照してください。
レンダリング ファイルでタイムラインのマーカーをチャプター ポイントとして使用する場合は、[マーカーでチャプター ポイントを挿入]チェック ボックスをオンにします。
ビデオを再フォーマットして、[説明]ボックスに一覧表示されている出力フレーム サイズに合わせるには、[出力フレームのサイズに合わせてビデオをストレッチ]チェック ボックスをオンにします。チェック ボックスをオフにすると、現在のアスペクト比が維持され、フレームの余白部分に黒枠が追加されます(レターボックス)。このオプションは、目的の出力形式がプロジェクトのアスペクト比と一致しない場合に便利です。
[イメージのレンダリングと書き込み]または[イメージのレンダリングのみ]を選択した場合は、[ファイル パス]ボックスにプロジェクトのレンダリングに使用するフォルダとファイルが表示されます。
[既存のイメージ ファイルの書き込み]を選択した場合は、書き込むファイルへのパスを[ファイル パス]ボックスに入力します(または、[参照]ボタンをクリックしてファイルを指定します)。
Blu-ray Disc ドライブの記録オプションを次の手順で選択します。
[書き込みドライブの選択]ドロップダウン リストから、使用するドライブを選択します。
[書き込み速度]ドロップダウン リストから、書き込み速度を選択します。[最大]を選択すると、デバイスで対応可能な最高速度で書き込まれます。書き込みで問題が発生する場合は、速度を遅くしてください。
書き込み完了後にディスクを自動的に取り出す場合は、[書き込み完了後に取り出し]チェック ボックスをオンにします。
[OK]をクリックして、イメージ ファイルのレンダリングとディスクの書き込みを開始します。