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実験説明

このゲームは、あなたが会社の経営者となって利益を求めて行動してもらいます。

 これから説明する一連の意思決定を 1ラウンド とし、これを 計6ラウンド 行ってもらいます。
各ラウンドの初めに与えられる資本金は30000円です。
これを1ラウンドの間にできるだけ増やしてください。

この実験では、ランダムに振り分けられた被験者4人を1グループとし、
4人がそれぞれの企業の経営者となり行動してもらいます。

 この世界では生産する際、政府から与えられた枠が必要になります。
その枠は、実験のはじめに行う オークション によって政府から買うことができます。
枠の分を超える生産を行うと 罰金が課せられてしまいます。

まず、1200個ある枠をオークション方式によって獲得してもらいます。
この枠は、1ラウンド分のものなので、よく考えて購入してください。


オークションの説明


 まず、あなたは、政府が配布する枠を いくらで、いくつ ほしいのか入力してもらいます。
入力する金額は、入力した枠数との積が 30000円以内 になるようにしてください。

 そして、 希望した価格の高い経営者から順に 枠を落札することができます。
1200枠目に当たる経営者の希望価格を全員の落札価格 とします。
落札価格が決定してから購入量を変更することはできません。
落札価格を下回る価格を入力した人は、枠を落札することができません。
落札価格を上回る価格を入力した人は、はじめに希望した量だけ落札することができます。
落札価格に該当する人は、希望数量全て落札するのではなく、
1200 - ( 落札価格を上回る価格を入力した人の購入希望量の合計 )の枠のみ落札できます。

また、 4人の希望枠数の合計が1200枠以下の時は、やり直し とします。
その場合は、もう一度、あなたの希望価格と希望枠数を入力し直してください。
その結果、オークションによって1ラウンド内で起用できる所持枠数と資本金の残高が決定します。

・・・・・・

これから説明する、ステップ1,2,3をまとめて1ターンとします。
そして、1ラウンド内で3ターン行ってもらいます。

  〈 ステップ 1 〉

ステップ1ではあなたは「 技術革新チケット 」を購入することで生産する際に使用する枠を
毎ターン 2 削減できます。

 チケットは、何ターン目でも購入することができますが、
1回購入するとそれ以降のターンもそのチケットは有効です。だから、購入できるのは 3 ターンのうち一人一回までです。
価格は、3500円です。( 所持金がマイナスになっても購入可能 )



  〈 ステップ 2 〉

ステップ2では、あなたは「 生産の意思決定 」をします。
生産には以下の4つの選択肢があります。

必要枠数 チケット使用時の必要枠数 売上金
①拡大生産 {{ Constants.expand_need }}枠 {{ Constants.expand_need_ticket }}枠 {{ Constants.expand_profit }}円
②通常生産 {{ Constants.normal_need }}枠 {{ Constants.normal_need_ticket }}枠 {{ Constants.normal_profit }}円
③縮小生産 {{ Constants.shrink_need }}枠 {{ Constants.shrink_need_ticket }}枠 {{ Constants.shrink_profit }}円
④生産しない {{ Constants.non_need }}枠 {{ Constants.non_need_ticket }}枠 {{ Constants.non_profit }}円

  〈 ステップ 3 〉

ステップ3では、あなたは田の3人の経営者と「 枠の取引 」をすることができます。
この取引は、 希望する人のみ 購入か売却のどちらかを行うことができます。
購入を希望する場合は最高購入価格とその購入量を、
売却を希望する場合は最低売却価格とその売却量を記入してください。

最高購入価格 : あなたがこの金額以下なら枠を購入したいと思える価格のこと
最低売却価格 : あなたがこの金額以上なら枠を売却しても良いと思える価格のこと



取引条件

取引価格は、 ( A )購入者の希望価格の方が売却者の希望価格よりも高い かつ、
( B )購入希望者の最高購入額を高い人から順に並べ、ちょうど取引量に到達した人の価格と、
売却希望者の最低売却金額を低い人から順に並べ、ちょうど取引量に到達した人の価格の平均
で決まります。
相手によって取引価格は異なります。
取引価格の小数点以下は切り捨てです。

取引量は、 購入者の希望量と売却者の希望量のどちらか小さい方 で決まります。
( 買いたいと思っていても、売る人が十分にいなければ取引できず、
 反対に売りたいと思っても、買う人が十分にいなければ取引できないため。 )

ステップ3の注意点

複数人が同じ価格を希望している場合の処理について
( 購入売却どちらにおいてもあてはまる )

ⅰ. 同じ枠数を希望しているとき

同じ価格・同じ枠数を設定した人数で均等に配分します。
枠数が整数で割りきれなかった場合は、まずは切り捨てにして配分し、その後、余りの枠数をランダムで配分します。

ⅱ. 異なる枠数を希望しているとき

希望した枠数の比率によって配分します。


   全体の注意点


1. 保有している枠を超えて生産し、ステップ3で枠の十分な購入ができなかった場合は、
政府から 各ターン終了時に「 各ターンの超過枠の合計 × 300円 」 の罰金が科されます。

2. あたなは次のターンに枠の使用持ち越しをすることは可能です。
 ( オークションで獲得した枠は1ラウンド分のものなので、1ターンですべて使い切る必要はありません。 )

3. ラウンド終了時にあなたの保有している枠は1枠当たり、
オークションの落札価格の1/2 として資産に追加されます。

4. 1ラウンド終了時の資産
【 技術導入チケット購入した場合 】
所持金 + ( 残余枠 × 落札価格の1/2 ) - ( 各ターンの超過枠の合計 × 300円 ) - 3500円

 【 技術導入チケット購入していない場合 】
所持金 + ( 残余枠 × 落札価格の1/2 ) - ( 各ターンの超過枠の合計 × 300円 )

5. 最終的な資産はラウンドごとの資産の合計です。