リリース: Product Advertising API 2009-08-18

本リリースノートは、Product Advertising API の最新アップグレードに関するご説明です。本リリースでは、新しいソートパラメータのサポートが開始されています。

リリース日: 2009-08-18
最新の WSDL/API バージョン: WSDL を見る

新機能

新機能 内容
新しいソートパラメータ DE, FR および UK の Music において、releasedate ならびに -releasedate のソートパラメータのサポートが開始されました。
新しいドキュメントタイプ グラフィカル・フォーマットによるスキーマドキュメントが追加されました。

既知の問題

以下の表は、最新バージョンの Product Advertising API においてしばしば見られる、既知の問題をまとめたものです。

問題 内容 発生する状況と回避策
RelatedItemsCount として返される値が、実際に返される関連商品の数よりも大きくなる点 レスポンス要素である RelatedItemsCount は、関連商品の数を返します。しかし、実際に返される関連商品の数は、在庫がないなどの理由で購入できない場合があるため、当初表示された数よりも少なく返される場合があります。 RelatedItemsCount の値を反復表示するようなプログラムを設定しないことを推奨します。
KindleStore の search index を使用する際、BrowsenodeId のパラメータが有効に動作しない点 ItemSearch のリクエストにおいて、KindleStore の search index を使用した場合、BrowsenodeId のパラメータは有効に動作しません。 KindleStore の search index を使用して ItemSearch のリクエストを行う場合、BrowsenodeId のパラメータを使用しないことを推奨します。
Books の index において、クオーテーション(')を使用する際、Author のパラメータが正しく動作しない場合がある点 一般に、フレーズ検索などを行う場合、クオーテーションマーク(')がよく利用されています。しかしながら、著者名 (Author)のサーチを行う場合にクオーテーションマークを使用しても、Product Advertising API は正しい結果を返さない場合があります。 著者名(Author)のサーチの際にクオーテーションマークを使用しないことを推奨します。
JP において、search index を VideoGames と設定した場合、release-date のソートパラメータが正しく動作しない点 release-date のソートパラメータは、時系列順に並べ替えられた結果を通常返します。しかしながら、search index が VideoGames に設定された場合、正しく動作しません。 TVゲーム商品のリストを発売日(release-date)順に並べ替えたい場合は、レスポンスが返された後で別のプロセスを設定する必要があります。こういった処理をしない場合、TVゲーム商品のリストは正しくソートされません。
DVD、ビデオおよびいくつかの音楽商品において、Product Advertising API が最大5人までの俳優および監督名のみを返す点 以前は、Product Advertising API は DVD、ビデオおよびいくつかの音楽商品で全ての俳優と監督名を返していました。現在、Product Advertising API は最大で5人の俳優および監督名のみを返しています。 本来よりも少ない数の俳優と監督名が返されます。
JPにおいて、 EAN のフィールドが13桁の ISBN をサポートしていない点 ISBN は2007年1月に13桁となり、以前よりも大きい桁数になりました。EAN のフィールドは13桁の数値データを格納しています。しかし、ItemSearch で EAN のフィールドに13桁の ISBN を指定した場合、正しくない結果が返されます。 JP においては、ISBN を EAN のフィールドに指定した ItemSearch のリクエストを行うことができません。"ISBN" を ItemLookup の IdType パラメータとして使用することで、問題を回避できます。この場合、ItemId は、書籍に付与されている13桁の ISBN となります。なお、ISBN は search index を Books と指定したときのみ有効です。
Browsenodes を使用した ItemSearch において、search index が PetSupplies の場合、動作の不具合がある点 ItemSearch リクエストにおいて、Browsenodes パラメータが使用され、search index が PetSupplies である場合、リクエストの結果が正しくないものとなります。 現状、search index を PetSupplies と指定した場合は Browsenodes パラメータを使用できません。この場合、代替の search index として KitchenPetSupplies の代わりに使用してください。
BrowseNodeLookup オペレーションにおいて、指定された Browse Node がストアホームの ID であった場合、正しくないトップセラー情報が返される点 BrowseNodeLookup オペレーションは、BrowseNode カテゴリのトップセラー情報を取得するのにしばしば利用されます。しかしながら、BrowseNode がストアホームの ID である場合、表示されるトップセラー情報が正しくないものとなっています。 トップセラー情報を取得する際に、ストアホームの Browse Node を使用されないことを推奨します。この問題は、TopSellers の response group を使用する場合に、下位 node のいずれかを代わりに指定することで回避することができます。
ListFull および ListInfo の response group は、TotalItems の数値を正しく返さない場合がある点 この数値の不一致は、response において、しばしば無効な ASIN をトータルの値として含んでしまうことにより発生します。 TotalItems の数値をアプリケーションで使用しようとした際、問題が発生する場合があります。
ItemSearch の結果として返されるデータが、MaximumPrice および MinimumPrice で指定された値以外の価格の商品を含む場合がある点 ItemSearch パラメータである MaximumPrice および MinimumPrice は、本来、指定された価格の範囲に返される商品リストを絞り込むべき機能を持っています。しかしながら、これを使用された場合に返される商品が、指定された範囲に合致しないものである場合があります。 この問題は、ItemSearch リクエストにおいて MaximumPrice および MinimumPrice の双方を同時に使用しようとする際に発生します。
ItemSearch リクエストにおいて、Actor(俳優)または Director(監督)データを検索すると、同じ結果が返される点 データベースの元データが俳優と監督データを区別していないことにより発生している問題です。 ItemSearch リクエストにおいて、俳優(Actor)または監督(Director) を区別した検索を行わないことを推奨します。
CA および EU において、salesrank の値が Amazon サイトに表示される値と一致しない点 Product Advertising API と Amazon サイトで提供している salesrank の値に違いがしばしば見られることにより発生している問題です。 ItemSearch のリクエストを行う際、salesrank 順の並べ替えを行わないことを推奨します。
BrowseNodeInfo を使用した際、全ての上位 Browse Node 情報が返されるとは限らない点 BrowseNodeLookup において BrowseNodeInfo の response group を利用した際、リクエストにおいて指定された Browse Node の上位および下位 Node の情報が本来返されるべきです。しかしながら、Browse Node が複数の上位node に属している場合、そのうちの1つの Node しか現状返されません。これにより、Amazon サイトに表示される Browse Node の情報と、Product Advertising API 経由で表示される情報に差異が見られる場合があります。BrowseNodeInfo は、本来指定された Browse Node が持つ全ての上位および下位 Node の情報を返します。例えば、以下の例の場合、リクエストの対象となっている Social Sciences の上位 Node として、Books が返されるべきです。そして同時に、全ての存在する下位 Node も返されるべきです。しかしながら、現状、以下の例では、いくつかの下位 Browse Node しか表示されません。

<Item>
<ASIN>0131856340</ASIN>
-<BrowseNodes>
  -<BrowseNode>
   <BrowseNodeId>11232</BrowseNodeId>
   <Name> Social Sciences</Name>
     -<Ancestors>
      -<BrowseNode>
      <BrowseNodeId>53</BrowseNodeId>
      <Name>Nonfiction</Name>
      -<Ancestors>
       -<BrowseNode>
       <BrowseNodeId>1000</BrowseNodeId>
       <Name>Subjects</Name>
      -<Ancestors>
        -<BrowseNode>
        <BrowseNodeId>283155</BrowseNodeId>
        <Name>Books</Name>
      </BrowseNode>
    </BrowseNode>
  </BrowseNode>
- <Children>
  - <BrowseNode>
      <BrowseNodeId>11233</BrowseNodeId>
      <Name>Anthropology</Name>
    </BrowseNode>
  - <BrowseNode>
      <BrowseNodeId>11242</BrowseNodeId>
      <Name>Archaeology</Name>
    </BrowseNode>
  - <BrowseNode>
      <BrowseNodeId>3048861</BrowseNodeId>
      <Name>Children's Studies</Name>
    </BrowseNode>
  </Children>
</BrowseNodes>

なお、response に表示される全ての Browse Node は、1つの上位 Node しか現状表示しません。例えば、Social Science の上位 Node は Nonfiction と表示されます。もし他に上位 Node があった場合でも、返された node 以外の上位 Node は返されません。
BrowsenodeLookup リクエストを、上位の Browse Node 情報を表示させる目的で使用されないことを推奨します。
salesrank 順に並べ替えを指定した商品の順番が正しくない点 ItemSearch を利用して、商品を売れている順番に並べるために Sort=salesrank を指定した場合、一番売れている商品(1)が最初、一番売れていない商品(大きい数字)が最後となる順番でのリストが本来表示されます。商品の salesrank 情報は頻繁に変動します。このため、Amazon サイトでのトップセラー情報と、Product Advertising API にて返される salesrank 順位表示とのタイムラグが発生する場合がありります。Product Advertising API では、salesrank 情報の変動に極力合わせ、Amazonサイトでのトップセラー表示と同じ並び順で商品の表示を返しています。そのため、Product Advertising API から返される商品の並び順は Amazon サイトでのトップセラー表示と同じですが、表示される salesrank の値が Amazon サイトとは異なるため、見かけ上正しくない順番で表示されることとなります。代替手段の一つとして、現状 US においては、トップ10商品データを取得する際に、TopSellers の レスポンスグループを利用することが可能です。この場合は、トップ10の商品が売り上げ順位表示ごと正しく表示されます。 salesrank 順に並べ替えられた ItemSearch のリクエストを行う際に発生します。
ItemSearch において、power サーチを利用して sort パラメータを指定した場合、これを指定しなかった場合と別のサーチ結果が表示される場合がある点 同内容のリクエストを、sort パラメータの指定ありとなしで2度行った場合、別の結果が表示される場合があります。 ItemSearch において、power サーチを使用した際に発生することがあります。複数の ItemSearch power サーチを行って返される結果を確認されることを推奨します。
ItemSearch において power サーチを利用した場合、pubdate パラメータが正常に動作していない点 この pubdate パラメータは、しばしば指定した値に合致した結果を表示しない場合があります。 ItemSearch の power サーチにおいては、pubdate パラメータを使用しないことを推奨します。
リストへのアクセス権変更が、24時間経過しないと反映されない場合がある点 公開されたリストのみが、ListSearch リクエストの検索対象となっています。リストへのアクセス権変更は、お客様によりいつでも可能となっています。リストに対してアクセス権の変更がなされた後、実際にその変更が反映されるまでに、最大24時間のタイムラグが発生します。 リストへのアクセス権変更後24時間以内に ListSearch のリクエストを行った際、発生することがあります。
Relevancy rank が blended search で動作しない点 Relevancy rank は、通常 sales rank と連動しています。ただし、現状、ItemSearch において blended search を行った場合、relevancy rank は正常な値が示されない場合があります。 ItemSearch リクエストにおいて、SearchIndex を "Blended" と指定し、sort パラメータを relevancy と指定しないことを推奨します。
商品により、発送可能時期データの更新に通常以上の時間がかかることがある点 商品の発送可能時期情報は、Amazon サイトと Product Advertising API に表示されるデータとの間に若干のタイムラグが存在します。各 Search Index 内の一部の商品において、その更新に通常以上の時間がかかることがあります。この更新の時間差により、ItemSearch において、Availability (発送可能時期)パラメータを Available にした場合においても、本来は入手不可能なものが表示されてしまう危険性があります。正確な発送可能時期を確認するためには、Offers の Response Group をご利用ください。こちらで入手可能という結果が返された場合は、実際にその商品が入手可能であるとご判断いただけます。 レスポンスにおいて、商品の発送可能時期情報(Availability)を表示させるリクエストを行った際に発生することがあります。
GZIP が動作しない点 適切な Accept-Encoding header がリクエストの際に送信されていても、XML のレスポンスは現状 GZIP 圧縮ファイルとして返されません。 GZIP 圧縮ファイルを要求するリクエストを作成しないことを推奨します。
結果が数ページにわたる場合に、ページを進めるに従って総ページ数表示が少ない数になる点 検索結果の最適化による類似商品のグルーピング処理は、商品が表示されるタイミングで行われます。検索結果ページが何度か表示され、グルーピングが行われると、総ページ数が減ることがあります。 正確な総ページ表示が必要な場合は、アプリケーションや Web サイトにおいて、TotalPages (総ページ数)要素を使用しないことを推奨します。
Relevancy score の値が、予期せぬ結果である場合がある点 Relevancy score は、単語の表示頻度によって決定される場合があります。このアルゴリズムは、しばしば予期せぬ表示結果をひきおこすことがあります。例えば、"laptop" という言葉がコンピュータの商品カテゴリにおいて最も適切なものと予想していたにもかかわらず、relevancy score は、スポーツの商品カテゴリにおいてより高い値を示すことがあります。この場合、"laptop bag" などの商品名をもつ商品群がスポーツの商品に多く存在することなどにより発生します。 ItemSearch の結果を求めるリクエストを行う際、relevancy によるソートを行わないことを推奨します。
Cart operation において、ListItemId に対する validation が動作しない場合がある点 Cart operation において、ListItemId に対する Validation が動作しない場合があります。ListItemId が ASIN に紐づいていない場合は、cart operation は可能となります。 ListItemId を使用したリストから、商品をカートに加える処理を行わないことを推奨します。
ItemSearch のパラメータである MerchantId が、US 以外の国の全ての search index、ならびに US の以下の search index において正しく動作しない点: books, wireless, communities, wishlists, Target. これらの search index において MerchantId を指定すると、正しくない結果が返される場合があります。例えば、MerchantId によって指定したマーチャント以外の商品が返されるなどの場合があります。 MerchantId を使用して ItemSearch を行った際に発生しますので、サポートされていない search index へは使用しないことを推奨します。
SellerLookup において、Seller Name や正しい Location 情報が表示されない場合がある点 SellerLookup オペレーションにおいて、SellerName 要素や Location の値が正しく返されない場合があります。 アプリケーションや Web サイトにおいて SellerName または Location の値を使用しないことを推奨します。
ItemLookup が、一部の editorial review を表示しない点 ItemLookup は、現状 Amazon によって書かれた editorial review のみ表示し、それ以外は表示しません。 他の Web サイトによって作成または記録された editorial review は、ItemLookup では返されません。
Feature 要素が ItemAttributes において表示されない点 Product Advertising API は、過去の Amazon アソシエイト Web サービス (ECS) 3.0 では、ItemAttributes の一要素として返されていた、Feature 要素を返しません。 ECS 3.0 でサポートされていた Feature 要素を使用するアプリケーションを使用されないことを推奨します。
PCHardware の search index を使用したサーチにおいて、結果が hardware 商品でない場合がある点 ItemSearch において、 PCHardware の search index を指定した場合、hardware 以外の商品も返されます。 PCHardware の search index を使用した場合、返された結果をよく確認されることを推奨します。
ItemSearch において、Power パラメータを使用した場合、正しい日付データが返されない場合がある点 ItemSearch において、単独の日付を指定したサーチを Power パラメータにおいて使用した場合、正しい結果が出ない場合があります。日付の範囲指定を行った場合は、正しい結果が返されます。

ItemSearch における Power サーチで、単独の日付を指定しないことを推奨します。

ListType を WeddingRegistry と指定したにもかかわらず、WishList が返される点 ListLookup を使用する際に、ListType を "WeddingRegistry" と指定した場合、WeddingRegistry および WishList のデータが返されます。これらは、ListId が同一の場合に返されます。なお、同じ ListLookup オペレーションを、ListType を "WishList" と指定した場合は、WishList のみが正しく返されます。 "WeddingRegistry" のListType を指定して ListLookup リクエストを行わないことを推奨します。
カスタマーレビューが、必ずしも Amazon サイトに表示されるものと同期していない点 サーチ結果において表示される Customer Review のデータは、Amazon サイトに表示されるレビューと同期していない場合があり、いくつかのレビューが表示されないことがあります。 カスタマーレビューを返すアプリケーションを使用した際に発生することがあります。
ReleaseDate が、一部の商品において返されない点 DVD など一部の商品において、ReleaseDate(発売日)情報が存在しない場合があります。このため、発売日順にソートした場合などに、不正な並び順で商品が表示されることがあります。 アプリケーションや Web サイトにおいて、ReleaseDate 要素を使用しないことを推奨します。
ItemSearch において、Keywords パラメータとして、クオーテーションで囲んだフレーズによるサーチを行った場合、正しく動作しない場合がある点 ItemSearch の keywords フィールドにおいて、クオーテーションで囲んだフレーズによるサーチは、本来であればフレーズとして全体に合致するもののサーチ結果を返します。しかし、現状は個別のキーワードとして処理され、フレーズとしては処理されません。例えば、Keywords="the last time" と指定した場合、"the" "last" または "time" に合致する結果ではなく、"the last time" に合致する結果が返されるべきですが、現状そのように処理されないということになります。 ItemSearch リクエストにおいて、フレーズを Keyword 値として指定しないことを推奨します。代替策として、TextStream パラメータをご利用ください。
input データのエンコーディングの初期設定が UTF-8 ではない点 JP のみが UTF8 の input データを正しくエンコーディングします。他の国は、LATIN1 を初期設定として使用しています。 JP 以外を対象にしたアプリケーションにおいて、UTF8 環境に依存したアプリケーションを使用しないことを推奨します。
TextStream を利用した ItemSearch が、全ての search index で動作するとは限らない点 TextStream を利用した ItemSearch は、全ての search index において動作するわけではなく、例えば Tools, Software および Jewelry などでは動作しません。 サポート対象外の search index を対象にしたアプリケーションや Web サイトにおいては、TextStream パラメータを使用しないことを推奨します。

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